システム建築 スタッフインタビュー

スタッフインタビュー 建てる技術と情熱と 髙橋侑司|システム建築のパイオニア JFEシビルのメタルビル建築

「チームでひとつの建物を建てている」
という感覚は大きいと思います。

現場監督×メタルビル

髙橋 侑司YUJI TAKAHASHI

屋根の施工の早さ。これはメタルビルの要ですね。

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ーシステム建築の工程はどのように進めるのでしょう?

現場に常駐するのは3ヶ月くらいです。鉄骨を建て、屋根、壁を張る。ここまでの工事は3ヶ月でほぼ終わります。JFEシビルのシステム建築 メタルビルの壁は外と内を挟み込んでいく形で進めるんですが、まずは外装からやって、内装は追っかけで工程を進めていく。このあたりの調整は大変ですが、いまの現場の場合だと約1ヶ月で終わります。

ー少ない人数でそんなに早く建てられるものなんですか?

JFEシビルのシステム建築に限って言えば、とても慣れている職人さんに入ってもらっているので早いです。特に屋根などは、かなり短い期間で打ち終わってしまいますね。しかし、このところの案件増加で板金屋さんも人手不足です。この点に関しては、会社で特定の業社さんを確保するなどして対応しています。決定した案件の情報は早めに共有して、スケジュールをおさえていくようなやり方ですね。

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ーメタルビルで建てる最大のメリットを教えてください。

屋根の施工の早さは特長的だと思います。他は1枚ものの屋根が多いと思うんですが、大きく重いので取り扱いが大変です。一方で、例えば今の現場の屋根は3枚もの。現場で屋根パネルを貼り合わせるわけですが、通常だとそのジョイント部分は雨漏りの原因になりやすい。しかしJFEシビルのシステム建築の場合は、二重ハゼという特殊な構造になっているので、水密性が高く雨漏りのリスクがないんです。加工はすべて自動化されていて、ルーフランナーという機械を走らせることで完了する。屋根の施工の早さ。これはメタルビルの要ですね。

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ー現場監督のやりがいを教えてください。

今年で30歳なんですが、2年前から現場をまかされています。いろいろ大変なことは多いですが勉強になりますね。

以前の自分は、コミュニケーションがうまくとれるタイプではなかったんです。現場監督をやるようになってからは、それがあまり苦にならなくなりました。いろんな土地を回り、いろんな方と仕事をするわけですが、一緒に仕事をした職人さんと違う現場で再会することもある。これもシステム建築の特長ですね。そんな職人さんたちと現場を楽しくやっていくことで、キツい時期も乗り越えられます。「チームでひとつの建物を建てている」という感覚は大きいと思います。

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水密性が高く、施工も早い。二重ハゼ構造の仕組みとは。

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屋根材を現場でジョイント

工場でハゼ加工された屋根パネルを現場で重ね、さらにルーフランナー(電動走行工具)でハゼを折ります。完成した二重立ち巻きハゼは非常に水密性が高く、また複数枚の壁材を現場でジョインとできるため、取り扱いも容易。全体の工期短縮につながります。