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音響トモグラフィ地盤探査「こんなところで活躍しています」

立体駐車場における基礎杭支持地盤調査

調査例 2 : 中部空港立体駐車場建設工事

  • 場所 : 愛知県
  • 計測距離 : 50m~70m,11断面
  • 計測深度 : 40m

既製杭の埋込み工法が採用されたため、予め杭長を正確に設計する必要がありました。調査結果から支持層深度のコンタ-図を作成し、これに基づいて設計施工を行ないました。結果として全ての杭を設計通りの深度に打設することができ、効率的な設計と工期の遵守に貢献することができました。



ボーリング調査では想定できない複雑な地層構造を把握でき、
効率的な設計と工期の遵守に貢献できました。

速度分布図とN値の比較から支持層を決め、11測線の結果を基に支持層深度のコンタ-図を作成し、杭基礎の設計に用いました。ボーリング調査ではわからない、窪地、平坦地、緩斜面、急斜面という複雑な地層が現れました。



支持層深度のコンター図
音響トモグラフィ地盤探査の結果
ボーリングのみ結果

比較のためにボーリング調査の結果のみから支持層深度を推定したところ、単純な地層構造になりました。音響トモグラフィ地盤探査で把握できた窪地や急斜面などでは杭長不足や杭の高止まりが発生した可能性があることがわかります。