

ボーリング調査からは第1支持層と第2支持層の2つの基礎支持層があることが判っていました。本手法による調査の結果、第1支持層でも十分な基礎支持力があることが判り、この結果に基づいて全ての杭の長さを約30%削減した設計を行いました。この設計に基づいた効率的な施工の結果、大幅な工期短縮とコストダウン(杭重量1920ton、杭長6,000m)を実現することができました。


計画地には圧密促進のための盛土が多数有り、限られた場所にしかボーリングができませんでした。また、重機の往来も激しく騒音の多い場所での計測でした。速度分布から地層構造を決定しました。次に減衰率分布から速度分布では分らなかった洪積砂層と粘性土の違いや地中が巣の有無を把握できました。


計画地の両端で支持地盤高が5m以上違っていることが分っていました。本手法による調査結果から中央部に段丘構造が存在しており、その両側は平坦な地形になっていることが分りました。左右で杭の長さを変えることで効率的な施工を行うことが出来ました。
